まっしろなブログ

地域活性化に関わることをやっています

伊豆大島のバスを徹底紹介!早朝と乗り放題も便利!

スポンサーリンク

バスを利用して伊豆大島を観光しよう!

f:id:tom-w:20141004154556j:plain

伊豆大島行きの船にはカーフェリーがないため、自分の車で行くことができません。ゆえに、リーズナブルに大島を観光したい場合の重要な足となるのがバスです。路線バスや観光バスを上手に利用して、効率よく大島旅行を堪能したいですね。

※2017年9月現在の情報です。

伊豆大島のバスの時刻表

まずはじめに、これが一番知りたい情報かと思います。時刻表

以前はなかなか見つけづらかったのですが、今ではずいぶんと探しやすくなりました。

路線バス | 大島バス

「島めぐり路線バス時刻表」が一番見やすいので、そちらをご覧下さい。

あと注意なのが、運賃の支払い。電子マネーは使用できないので、現金払いがマストです。

早朝にバスはある?フェリーで港に着いたら

みなさん、かなりドキドキしているかと思います。東京の竹芝を夜の22時や23時に出る夜行船は、大島に早朝の5時あるいは6時に到着します。

結論から言うと、あります。親切ですね。
乗り場は基本的に同じなのですが、岡田港から元町港に行く場合に絞って説明します。

まず、岡田港に到着します。すると「ようこそ!」というプロムナード的なものがお出迎えしてくれます。

f:id:tom-w:20140501050517j:plain

ここを100メートルほど進むと右手には船客待合所、そして突き当たります。

f:id:tom-w:20141004154709j:plain

 

この写真ではバスが見えていないのですが、左側にバスがあります!
プロムナードを抜けて右手に待合所があり、左手に元町行きのバスが泊まっています。
さあ、乗りましょう!料金は後払いなので、とにかく座席にgo!

運賃を用意してしばし待つ。御神火温泉にも行けます

ここまで来たらもう安心です。元町は(一応の)終点なので、寝ていても着きます。運賃は現金払いで360円。多くの乗客が降りるため、できるだけお釣りのないようにしましょう。

f:id:tom-w:20170924201200p:plain

妙なアングルですが、こちらが元町港のバスロータリーです。とにかく、あまり意識せずとも到着するのでご安心を。

そして、先ほど「(一応の)終点」と書いたのには理由がありまして…終点の元町港の後に、番外編としてもう1つ先のバス停があります。

御神火温泉です。

f:id:tom-w:20141004162136j:plainこちらも画像がシュールですみません…。普通は1000円なのですが、早朝は500円に割引となっていますので、夜行船で疲れた体を休めるのにはもってこい。

トースト(&ゆで卵)とコーヒーのセットも500円で用意してあり、お腹も満たすことができます。

 

バスの路線紹介

続いては通常路線のご紹介です。伊豆大島はぐるっと一周50㎞強。ざっくり時計回りと反時計回り、そこに三原山の山頂口に向かうバスなども絡み、複数の路線があります。

【大島公園ライン】

f:id:tom-w:20141004160221j:plain

元町港→岡田港・大島公園行、大島公園・岡田港→元町港行のバスで島の北部を走っています。本数は比較的多めですが、毎日運行する便ばかりではないので注意してください。大島空港利用時や元町港~岡田港間の移動、椿トンネルや大島公園の観光時に利用できます。大島町役場へもこの路線に乗れば到着します。

【波浮港ライン】

f:id:tom-w:20140820133018j:plain


元町港→波浮港経由大島町陸上競技場行、大島町陸上競技場→波浮港経由元町港島行のバスで、島の南西部~南部を走っています。大体1時間に1、2便あります。火山博物館や地層断面図、波浮港など見どころが多いですが、バスのみで全ての場所を見て回るのは本数的に厳しいかも。運転手さん次第ですが、地層断面図はカメラストップをしてくれるケースも有るようです。

【三原山ライン】

f:id:tom-w:20150725144235j:plain


元町港又は岡田港→三原山頂口行、三原山頂口→元町港又は岡田港行のバスです。港発の朝一番・二番目のバスは元町港発と決まっていますが、その他のバスは全て入港地次第で発地が、出港地次第で着地が変わるので要注意です。三原山観光の際に利用できます。

【レインボーライン】

f:id:tom-w:20170924203638p:plain

大島公園→三原山山頂口行、三原山山頂口→大島公園のバスです。あじさいレインボーラインやめがね橋等、あじさいの名所を通るので、最盛期には美しい景色を楽しむことができます。ただし、1日1本(観光シーズンは2本)しかないため、バスの時刻には十分注意してください。こちらの写真は山頂口から臨んだ三原山です。

【大砂漠ライン】

f:id:tom-w:20140502151609j:plain


波浮見晴台→大島公園行、大島公園→波浮見晴台のバスです。大砂漠(裏砂漠)を通りますが、基本的には観光シーズンのみの運行です。このラインのバスが運行している期間のみ、路線バスを乗り継いで伊豆大島をぐるりと1周まわることができます。

その他、大島早朝便の入港に合わせ、元町御神火温泉・波浮港・大島公園・大島温泉ホテル等、各方面への接続バスがあります。

※伊豆大島で路線バスを利用する際の4つの注意点

・バス内ではお札は1000円しか両替できません。5000円札・10000円札は両替不可ですのでバスに乗る際は細かいお金を準備しておくようにしましょう。島全体に言えることですが、コンビニがなくお店も少ないため「バスに乗る前に何か買い物でも~」というのも、難しい場合もあります。

・輪行(自転車をバスに乗せること)は可能ではあるのですが、バスが混雑していて乗せる場所が無い時は断られてしまいます。また、バスが小さい場合はそもそも乗せる場所がありません。自転車で伊豆大島1周をする時に、「疲れたらバスに乗ろう」と考えている方は時間的余裕やバスのスケジュール等予めよく考えておいた方がいいでしょう。

・基本的に、バスの本数は少ないです。「乗り遅れても次のバスで行けばいいや」なんて思っていると、次のバスは1時間後だったりするのでどんどん予定が遅れていってしまいますし、最悪の場合次のバスがない!なんてことも。バスでの移動は事前準備をしっかりと行い、時間に余裕を持って移動するようにしましょう。

・東京都シルバーパスが利用できるので、取得している方は持って行きましょう。ただし、三原山ラインは元町港・岡田港~椿・花ガーデン間のみ利用可能です。レインボーラインと大砂漠ラインは利用できません。

乗り放題のフリーきっぷも便利!

たくさんのスポットを見て回りたいけど、その度にタクシーもなぁ、という方のために、乗り放題もちゃんと用意してあります。

伊豆大島1日フリーきっぷ

路線バスの全ラインが1日乗り放題です。
大人 2,000円
小児 1,000円

伊豆大島2日フリーきっぷ

路線バスの全ラインが2日間乗り放題です。
大人 3,000円
小児 1,500円

 

フリーきっぷは、フリー区間内では乗り降り自由です。発券場所は大島営業所・出帆港バス窓口(午前船便着時間のみ)・路線バス車内で、払い戻しは不可となっています。

 

f:id:tom-w:20140502113937j:plain

 

2017年の伊豆大島観光バス(日帰りツアー)

バスを利用したツアーがたくさん組まれているのですが、その中からほんの少しだけ紹介したいと思います。

日本一早咲きつばきと秋の金目鯛ランチコース

f:id:tom-w:20150503172840j:plain

 

料金:大人8800円、子ども5200円

運行日:2017年10月1日~12月31日(水曜、木曜は除く)

行程

入港地 (平日)10:40発

椿花ガーデン

三原山温泉(昼食・秋の金目鯛ランチ)

三原山頂口

出港地 14:35発

 

 

春うらら♪伊豆大島椿満喫バスコース

f:id:tom-w:20140322135855j:plain

 
料金:大人4500円、子ども3000円
運行日:2017年1月1日~1月28日
行程
入港地 (平日)10:30発 (土休日)10:50発
大島公園
三原山頂口(昼食)
椿・花ガーデン(金~火)、郷土資料館(水・木)

出港地 14:15着

ぶらっとハウス

出港地 15:10着

初日の出バスツアー

 

料金:大人2000円、子ども1000円

運行日:2017年1月1日

予約:2016年12月31日17:00までに予約する必要があります 

予約電話番号:04992-2-1822

行程

元町港 5:20発

岡田港 5:50発

トウシキ海岸 6:40初日の出予定

元町港・岡田港

 

伊豆大島の観光は冬が狙い目?イベントも紹介【2016版】