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松井秀喜のメジャー記録はワールドシリーズMVPのほかにもあった!

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 先日、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞の受賞が正式に決まりました。そんでもって、『長嶋さんはもちろん歓迎だけど、松井はね~』みたいにてんやわんや状態なわけですが、僕はあんまり細かいことは好きじゃなくて、「自民党の国民に対する人気取り」とか「松井より先に受賞すべき人が~野村克也、金本知憲~」とかいう議論からは完全に逃げています。

 

 ・本人は気の毒

 

松井秀喜はもう、完全にとばっちりを受けたというか、なぜか「松井秀喜が悪者だ」的な感じになってしまっていますが、素直に喜びたいです…。僕は。

5月5日の引退セレモニーは温かい目で見ましょう!!試合の1時間以上前からセレモニーの様子が生中継されるようです。

ちなみにオークションでのチケットは5倍以上の値段に跳ねあがっているのだそう。

 『だって松井ってメジャーで全然活躍してないじゃん!』という人も多いかと思いますが、実は結構多くの記録を持っていたりします

 

・ワールドシリーズMVPの裏に隠された3つの記録

 

あまり知られていないことですが、松井秀喜がワールドシリーズで打ち立てた記録が3つあります。

 

○一つめは「アジア人初のワールドシリーズMVP」という記録。メジャーリーグの長い歴史の中でのこの記録は本当に大きい意味を持つと思います。

 

○二つ目は「ワールドシリーズでの1試合の最多打点記録」。このシリーズで松井は8打点を挙げたわけですが、このうちの6打点をシリーズ制覇を決めた第6戦で取っています。これは、1960年にヤンキースでMVPを獲得したボビーリチャードソンに並ぶ記録です。ヤンキースというところが「オツ」ですね。

 

○もう一つ、かなりマイナーすぎる記録なのですが…すごいのがあります。

もちろん、代打やDHでの出場が主で、打席数は13にとどまっていますが、このうち8安打、打率は6割1分5厘

そして、何がすごいかというとこの打率、ワールドシリーズでMVPをとったバッターの中で一番打率が高いんです(もちろん「規定打席」には足りませんが。)!ちなみに2位は5割3分3厘。

 

ヤンキースの制覇が決まった第6戦、試合の途中で松井がバッターボックスに立つと『MVP!MVP!』という大コールが起こるのですが、この時、正直鳥肌が止まらなかったです。たぶん、この感動は一生忘れないと思います。

その試合の「youtube」での動画です。あと、第1打席の粘り(そしてホームランを打つのですが…)は完全に神がかっています。

https://www.youtube.com/watch?v=ZSKOnQnzt4k

 

・ハンパないタフネス

 

これに加えて松井秀喜は、メジャーリーグでの記録を他にも持っています。その記録を、スポーツナビプラスの「ms-database」さんから拝借してみます。

参考:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ms-database/article/249 

 

○メジャーデビューから3年連続フル出場(その試合数は487試合)

○年間の公式戦(ポストシーズン、オールスターを含んだ数)181試合出場

 

イチローのように、打撃成績による記録はないですが、これだけ続けて試合に出続けられたというのは、身体が丈夫だったうえにチームから頼られていたのもあるでしょう。これも立派な記録です。「手首のケガさえなければ…」と思ってしまいますが、それはそれで松井秀喜の生き様なんでしょうね。

 

イチローはまだ現役ですが、5月5日の引退セレモニーで

「これでまた野球の一時代が終わってしまう」と思うと、とてもさみしいです…。。