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ネット署名で世の中が動く??

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世界最大のウェブ上での署名プラットフォームであるChange.org(チェンジ・ドット・オーグ:以下、「チェンジ」)で、「スタジオジブリに国民栄誉賞を贈ろう」というチャレンジが盛り上がっているという、前回の記事(みんなでジブリに国民栄誉賞を!!)の続きです。

世界中で広がりつつある「ネット署名」

チェンジは2006年にスタートし、ジワジワとユーザ数を増やし、現在ではユーザが4000万人に達したサービス。2012年7月に日本でも展開を始めてからもユーザー数を順調に伸ばしており、2013年5月には国内ユーザが10万人にもなっています。この実績が評価され、チェンジのCEOであるベン・ラトリー氏は2012年4月、米タイム紙が選ぶ「世界で最も影響力がある100人」に選出されました。
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エコノミークラスがビジネスクラスに!

チェンジが日本で大きく認知されるきっかけになったのが、上のインフォグラフィックにもある、なでしこジャパンに関しての署名活動です。これは、ロンドン五輪の飛行機移動の際に、男子代表はビジネスクラスだったのに対して、女子代表はエコノミークラスだったことで、これらを男女平等に扱って欲しいという要望の署名活動が起こり、2万人の署名をあつめた結果キャンペーンは見事成功。女子チームの帰りの飛行機がビジネスクラスになり、その後の待遇差の改善につながりました。


最近では、広島平和記念資料館に展示されている、被爆再現人形「生死の境をさまよう」の撤去方針を撤回するように求めたチャレンジが、2013年の4月に始まってから3週間で600人の署名を集めた結果、毎日新聞の地方版で取り上げられ、これが大きな反響を呼んだ結果、今では8000人近くの署名を集め、この様子が多くのテレビ番組などで取り上げられています。

5日で1400人の署名

さて、今回の「ジブリに国民栄誉賞を!」というチャレンジですが、前回の記事を書き終わった時には約700人だった署名が、現在ではその倍の約1400人に達しています。署名開始から5日しか経っていないことを考えると、1400人の署名は異例のスピードです。

こちらがそのキャンペーンを立ち上げた中郷 智さん(23)。えくぼが特徴的でとてもフレンドリーな方です。
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ジブリ好きが功を奏して、ジブリまみれという、12000人のファンがいる大人気サイトを運営していて、スタジオジブリがある小金井に引っ越してしまうくらい、その「ファン」ぶりは際立っています。
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こちらはトトロの人形と、スポーツ報知のジブリ特集記事。

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こんなに大きなトトロも!!


チェンジの公式facebookページでも

Change.orgでは、社会問題に対するキャンペーン以外にも、感謝の気持ちを表したいキャンペーンやふふって笑ってしまうようなキャンペーンも立ち上がっています!
チェンジ 公式facebookページ

と紹介されるなど、良くも悪くも議論が起こりつつあるこのキャンペーン、今後どのようになっていくのかに注目です。


☆署名(賛同)はこちらから行うことができます。(署名に必要な時間は30秒ほど!)
ファンの力でジブリに国民栄誉賞を!