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夏は伊豆大島でダイビング!おすすめポイントを紹介!

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夏はダイビングのシーズン!伊豆大島のおすすめポイントを紹介!

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ダイビングは年間を通して行うことができますが、やはりオススメの季節は夏!

伊豆大島は、夏には黒潮が接近する可能性が高いので、タイミングによっては透明度が30m以上になることもあるんです。アクセスの良さも伊豆七島の中では随一ですし、ダイビングスポットとしては非常にオススメの場所なのです。

秋の浜

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島の北東部に位置し、ダイビングスポットの中では一番の人気を誇るのがこの「秋の浜」。初心者から熟練者まで、幅広いダイバーに愛されているポイントです。

ビーチダイビング(陸から行うダイビング)でありながらたくさんのソフトコーラルが見られることや、南国のイメージそのままのトロピカルフィッシュをはじめとする様々な種類の魚たちに出会うことができます。可愛らしいクマノミやキレイな瑠璃色のソラスズメダイ、色鮮やかなミヤコキセンスズメダイなどをすぐ近くで見ることができるのが「秋の浜」の人気の理由でしょう。特にマクロ派(小さな生物好き)な方にはオススメです。

また、夏から秋にかけては、ニタリという体長3m前後の美しいオナガサメが見られることも。狙って見られるものではなく、運次第なので見ることができた方はラッキーです。岩場に砂地、ガレ場(海底に岩や死んだ珊瑚が積み重なっている場所)まで、様々な環境がある上にスポット自体が広いので、いくつものコース取りができるので何回潜っても飽きることなく楽しめるビーチなのです。ハシゴが設置されているのでエントリー及びエグジットがしやすく、駐車場隣りにはトイレとシャワーも完備なのでダイビングしやすいのも魅力でしょう。

ケイカイ

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島の北西部に位置するスポットです。黒潮接近時には、ビーチでありながらドリフトダイブ(流れのある場所で、その流れに乗って広範囲をダイビングすること)が楽しめます。

沖に向かって幾つもの根が連なって水路を作り、複雑に入り組んだ様子はまるで迷路さながらで探検気分を味わうこともできます。流れのある場所なので、魚の群れも多く見ることができるのも魅力でしょう。流れが強いことも多く、かつ入り組んだ地形からどちらかというと中上級者向けだと言えるでしょう。

また、大島随一の大物スポットとしても有名で、1年を通して高確率でウミガメに出会える他、6月~9月の黒潮接近時、早朝に潜れば高確率でハンマーヘッドの群れを見ることができるのです。更に、隠れたウミウシポイントでもあり超レアなウミウシに会えたりもできますよ。生き物以外でも、名物である「イボヤギの壁」やぽっかりと広がる「-18mの砂地」なども目に楽しいスポットであるのです。

野田浜

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島の北西部、伊豆大島サンセットパームラインの終点に位置するビーチで、砂浜は海水浴場、岩場はダイビングスポットになっています。

「秋の浜」と同様にトロピカルフィッシュを始めとする多くの種類の魚と出会うことができる場所。沖には、流れこんだ溶岩により作られたアーチがあり、世界的にも珍しい水中のジオサイト(自然遺産を特色づける見学場所)でもあるのです。地形派の人にオススメのスポットだと言えるでしょう。水深が浅く、波にも強いので体験ダイビングやライセンス講習にもよく使われています。初心者やブランクのあるダイバーも存分に楽しめるビーチです。

沖にある大小の海底アーチには様々な種類の魚が集まり見応えはバツグン。中でも、夏場にアーチの周りを泳ぐイサキの大群は必見です。シャワー・更衣室・トイレ・休憩所・駐車場など完備なので、快適なダイビングが楽しめますよ。また、ダイビングのみならずシュノーケリングでも楽しめるスポットです。

王の浜

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島の南西側に位置しており、入江に囲まれているので波が穏やかでとても静かなビーチです。遠浅で沖までやや距離があり、多少の泳力を必要とするのでどちらかというと中級者以上向けのスポットだと言えるでしょう。遠浅ということでシュノーケリングも楽しめます。

沖には大きな根があり、テーブルサンゴの群生が見られるなど他のダイビングスポットとは一風変わった趣が特徴的。伊豆大島随一のウミガメ遭遇率を誇り、他にもマツカサウオの大群やタカベ・イサキの群れにそれを狙うマグロ・カンパチなどの大型回遊魚を見ることができます。

ダイビングの際は、水中の移動距離が長いのでエア消費が早くなりがちなことと、エントリー口がとても滑りやすい点に注意してくださいね。また、夏場は潜水自粛の時期(時間帯)があるので気をつけてください。

トウシキ

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島南部に位置しており、南部ゆえの明るさが特徴のビーチです。水深が浅く、サンゴやマクロ生物を見ることができるタイドプール(潮溜まり)が有名で、遠浅なのでシュノーケリングで気軽に楽しむこともできますよ。

沖にはいくつもの根が織りなす水路のような地形が特徴で、実に多くの種類の魚を見ることができます。イサキやタカベ・メジナ・イカなどの大群が観察できる他、運が良ければウミガメやハンマーヘッドに出会えることも。

また、他のポイントより平均気温が高めなので、黒潮に乗ってやってきたカラフルな季節来遊魚が越冬していることも。そんなトウシキの難点は駐車場のスペースが狭いことが挙げられます。また、入り口は岩がゴロゴロしていて危ないのでエントリー時などは十分注意してくださいね。

ライセンスを取得できるツアーも!

 

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伊豆大島では体験ダイビングを楽しめるスポットもありますが、やはりオススメはライセンスを取得すること。体験ダイビングは気軽に参加できる反面、自由に泳ぐことはできませんし、潜ることができる水深も6mまでです。

一方、ライセンスを取得すれば自分自身とバディ(仲間)で安全管理をしながら自由に楽しめる上に、最大で18mまで潜ることができるのです。

伊豆大島でライセンスを取得できるツアーもあり、最短では2泊3日・80,000円程度で取得することができます。ツアーによっては、ライセンス取得後にファンダイブが内容に含まれていたり、観光もできるゆったりスケジュールだったりと様々なので、好みや目的に合わせて選んでみてはいかがですか?

 

伊豆大島観光大全!!