日帰り観光に東京の離島がおすすめ!
意外と近い東京の離島!
「離島」は遠いし、行くのも大変だから数日間の休みがないと旅行できない・・・なんて思っていませんか?
でも、そんなことはありません!東京都に属する離島の中には、日帰りで観光できてしまうところがいくつもあるんですよ。
今回は日帰り旅行でリフレッシュできる東京の離島について紹介したいと思います。
伊豆大島
伊豆諸島最大の島であり、比較的アクセスも良いので日帰り旅行に最適です。
透明度の高い海に囲まれているのでスキューバダイビングがオススメ。ライセンスを持っていなくても体験ダイビングが可能、事前講習頭など含めても3時間程度なので日帰りでも十分楽しめます。
他にも三原山のお鉢めぐりや異国感たっぷりの裏砂漠、無料ながら見応え抜群の大島公園動物園、美しい円形の入江が特徴の波浮港など見どころが満載。大島随一の繁華街である元町周辺には2箇所の温泉があるので、のんびり温泉のハシゴを楽しむのも良さそうです。
グルメは新鮮な魚介類の他、ピリ辛の島唐辛子醤油につけた「べっこう」や、島特産の明日葉を使った料理、ハンバ海苔チャーハンなどが楽しめます。新鮮な大島牛乳を使ったプリンやアイスクリーム、牛乳せんべいなどのスイーツも揃ってますよ。
椿の島としても有名で、初春には島内にある約300万本の椿が咲き誇ります。この時期には椿まつりも行われ、島が賑わいを見せます。
【日帰り観光するには】
往復とも高速ジェット船利用で7時間ほど大島に滞在可能。調布からの飛行機でも日帰り可能ですが、滞在時間は高速ジェット船の場合とほとんど変わりません。
式根島
透明度の高い海とキラキラ光る白い砂浜、青い空のコントラストが目を引く、全周12kmほどのこぢんまりとした島。遠浅の海とどこまでも続く砂浜が印象的な「石白川海岸」やブルーのグラデーションが美しい「泊海岸」など、魅力的なビーチがたくさんあるのでひたすらぼーっと海を眺めるのも素敵です。
また、式根島の自慢の1つが温泉。24時間年中無休、無料で入浴できる露天風呂がいくつもあり、中には海とほぼ同化しているようなワイルドな野天風呂や、極端に潮が引く大潮の時だけ適温になる(つまり、年に数回しか入れない!)幻の温泉も。露天風呂マニアにはたまらない島だと言えるでしょう。
【日帰り観光するには】
高速ジェット船で日帰りが可能で、時期によっては式根島に5時間半ほど滞在できます。あまり時間がないので、欲張らずに「温泉でのんびりする」「ビーチを堪能する」など、目的を一つに絞ると良いでしょう。
八丈島
伊豆諸島最南端の島で、年間平均気温はなんと18度!ハイビスカスやブーゲンビリアなども咲いており、南国情緒たっぷりです。また、八丈島の海は「八丈ブルー」と呼ばれ、得も言われぬ美しい藍色をしています。
あまり知られていませんが温泉天国でもあり、島内になんと7箇所もの温泉があるんです。野趣あふれる露天風呂や施設が充実しているスパ、太平洋を一望できる景観の良い温泉などそれぞれに魅力たっぷり。気軽に入ることができる足湯もありますよ。入浴料は大体大人300円程度とお手頃価格、無料で入ることができる温泉もあります。
グルメでは、タレに付けたネタと甘めの酢飯で握り辛子をつけていただく「島寿し」や海藻を煮出して固めた「ブド」などの郷土料理が楽しめますよ。
【日帰り観光するには】
羽田空港から八丈島への直行便があり、最大で9時間近く滞在できます。
新島
真っ白な砂浜とコバルトブルーの海がとにかく綺麗!サーファーにも人気の島です。
サイクリングやトレッキング、釣りも楽しめます。また、24時間年中無休、いつでも無料で入浴することができる「浜の湯露天温泉」と内風呂・露天風呂・サウナ・砂風呂など施設が充実している「間々下温泉」の2つの温泉があるので、都会の喧騒を忘れてのんびりリフレッシュしたい人にもオススメです。
【日帰り観光するには】
時期によっては高速ジェット船で往復でき、新島に6時間ほど滞在可能です。飛行機の場合、滞在時間は6時間半ほどと船よりやや長く滞在できます。また、行きのみ大型客船(夜行便)を利用するという方法もあります。
神津島
別名「ダイヤモンドアイランド」呼ばれる美しい島で、水質や透明度の高さで日本一に選ばれるほどの「水の綺麗さ」を誇ります。ダイビングやシュノーケリングなどのマリンレジャーも盛んで、新鮮な魚介類などの海の幸も美味しいですよ。
ハイキングやトレッキングが楽しめる「天上山」は標高572メートルながら景観の良さは伊豆諸島随一。晴れた日には遠く富士山も望むことができるんです。
自然の岩場を利用した大きな露天風呂のある「神津島温泉保養センター」でのんびりするのもオススメ。頭上を遮るものがないので、開放感たっぷりで気持ちのよい温泉です。
【日帰り観光するには】
飛行機の利用すれば日帰りが可能で、神津島には6時半ほど滞在できます。
三宅島
2000年に噴火し、 全島民が島外に避難することとなった三宅島ですが、2005年5月1日から観光客の受け入れが再開しました。
そんな三宅島は魅力的なダイビングスポットがあることで知られています。火山島ゆえの独特な地形や景観、豊かな自然も魅力なので、3時間ほどのネイチャーツアーに参加するのもオススメですよ。
やや強行軍になりますが、日帰りでドルフィンスイムやドルフィンウォッチングを体験することも可能です。
また、三宅島は「野鳥の楽園」としても有名なのでバードウォッチングも楽しめますよ。
【日帰り観光するには】
調布からの飛行機利用で三宅島に5時間半ほど滞在することが可能です。ドルフィンスイムに参加したい場合は、東京を夜に出発して三宅島へ早朝に到着する大型客船で行く必要があります。
利島
断崖絶壁に囲まれた小さな島で、豊かな自然と古き良き伝統が息づいています。島全体が椿林に覆われており、上質な椿油が島の特産品として有名です。
また、イルカの島としても知られており、ドルフィンスイムやイルカウォッチングを楽しめます。利島の海に住むイルカは約20頭とそれほど多くはないものの、島が小さいのでイルカとの遭遇率はほぼ100%なんだとか!
他に、釣りや登山も楽しめますよ。
【日帰り観光するには】
高速ジェット船で日帰りが可能で、時期によっては利島に6時間ほど滞在できます。
ただし、利島村のHPには「日帰り旅行はお勧めしません」との記載あり。