伊豆大島・まっしろなブログ

伊豆大島に本社をつくり、地域おこしの会社をやっています。ぜひ伊豆大島へ!

「時間を飲む」という発想

以前、スプラッシュ自販機(コカコーラ社)のCMをベタ褒めしたことがありましたが、またいいCMを見つけました。

「クリスタルガイザー」、お水ですね。なぜかどちらとも飲み物なのかは全くの偶然。寝っころがってテレビを観ていたら、たまたまCMが流れてきた、それだけです(^.^)

時間を飲む…?

このCMのナレーションだか字幕だかで
「時間を飲む」


という言葉が使われているんです。これ、かなり発想豊かですばらしいと思いました。「時間」という言葉と「飲む」という一見異質な言葉が組み合わさることで新たな雰囲気や味が生まれるいい例だと思います。多分、こういうコピーを常に考えている人にとってはどうでもないようなレベルのものなのかもしれないけれど、一般の消費者(テレビを見ている人)の中には一瞬「む…??」となった人が多くいるかもしれません。

この「時間を飲む」のようなちょっと変わった表現、実は作るのはそんなに難しくなくて、間に挟まれた言葉をそのまますっ飛ばしてしまえばいいんです。


「時間(をかけて作られた水を)飲む」


こんな感じです。

「秋を食す」だったら、「秋(の食材)を食す」のように。日常生活でちょっとかっこよく言葉を言いたい場合に使えたり?…使えなかったり?

本当に透明な水

その他にもいいなーと思う発想がこちら
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ペットボトルなのですが、ラベルの上下がどちらとも透明です。このアイデアは以前のCMから引き続いているものなので、見たことのある人が多いと思います。雨水が土に浸み込むことでどんどん浄化され、時間をかけてきれいになっていくというストーリが表されていて、こちらもとってもいい発想だと思います。見ている側は「こんなこと俺にもできるよ!」と思うかもしれませんが、0からこの発想にたどり着くのは、そう簡単なことではないと思います。

水だからこそ試されるマーケティングの力

僕は、家にある簡易浄水器できれいにした水を自前のペットボトルに入れて持ち歩くので、そこまで硬度やなんやの水の性質には詳しくありません。ということで、こだわりもそこまではありません。
つまり……そういう(少なくとも僕にとっては)どこのメーカーのものも、そこまで大きな変わりはない、そして見た目は全く同じという水業界だからこそ、コピーライティングやストーリテリングの本当の力が試されるのかもしれません。

それはクリスタルガイザーの「時間を飲む」という発想かもしれないし。いろはすの『世界を変えるプロジェクト』『地元の水応援プロジェクト』などの試みかもしれません。


こういった意味では、マーケティングの最先端を走っているのは他のどの業界でもなく、水業界なのかもしれませんね。今後、どんなおもしろい施策を打ち出していくのか楽しみです。

いつも読んで下さっている人にお礼

これで今月最後の記事です。
始めて2か月、自分でも驚きなのですが、5月は3万~4万PV。大変多くの方々にこのブログを見て頂きました。数字が目標ではありませんが、みなさんに本当に感謝です!とってもモチベーションになります!これからもぜひぜひよろしくお願いします(#^.^#)